早島町若宮で、雨漏り工事 ~屋根材の割れやズレ~
先日、早島町のお客様から雨漏りのご相談がありました。訪問して点検してみたところ、瓦の割れやズレがいくつか見られました。
工事前の写真がこちらです。
屋根は常に雨風や日光にさらされているので、特に劣化が進みやすい場所です。しかも屋根に上ってみないと分からないので、なかなか劣化に気付きにくい場所でもあります。
屋根材の割れやズレの原因
経年劣化
屋根材や瓦の種類によって耐久年数は違ってきますが、屋根材自体の劣化による割れやヒビなどです。
飛来物の衝突
台風や強風で、小石や飛来物が衝突して割れてしまう事があります。
釘の浮きや錆び
夏に高温になった屋根材が膨張して釘が浮いたり、釘が錆びて膨張し(今は錆びにくいステンレス製などの釘が主流ですが、昔は鉄釘が使われていました)、釘穴からヒビ割れしてしまう事もあります。
これらは定期的に点検することで早期発見することができ、最小限の補修で済むことが多いです。割れやヒビを放置しておくと、そこから雨水が入り込んで下地まで傷んでしまい、大規模な補修が必要になる場合もあります。
今回のお客様の工事完了写真がこちらです。
傷んだ瓦のみの交換で済み、雨漏りも無事に直りました。
今回のブログ記事で瓦の劣化について書きましたが、困ったことに、必要以上にお客様の不安をあおって工事に取り付ける悪質な訪問販売等の業者がいる事も事実です(もちろん、きちんとした業者が大多数でしょうが)。冷静な判断をして注意して見極めて下さい。